木造建築で使われる木材の種類は?
JAS認証工場 二宮木材株式会社(栃木県)
木造住宅には、ヒノキやスギ、マツなど様々な樹種によるいろいろな木材が使われています。大きく分けると建物の骨組みをつくる「構造材」、内部につかう「内装材」、そしてそれ以外の小さい部材を「羽柄材」と呼びます。
木造建築をつくるにはどの木材も重要ですが、とりわけ家の骨組みに使う「構造材」には安定した強さや耐久性が必要です。そこで、基準強度が樹種や等級ごとに合理的に定められているJAS構造材が、注目されています。
- 「構造材」とは・・・柱や梁、桁、土台など建物を支える木材のことを指します。強度・耐久性・耐水性・耐蟻性にすぐれた木材が使用されます。
- 「内装材」とは・・・建物の内部の床や壁、天井に使う木材をと呼びます。内装材は、さらに「下地材」(内装の内部)と「造作材」(内装の表面)に分けられます。
- 「羽柄材」とは・・・構造材や造作材に含まれない、胴縁、貫等、窓台などに使う比較的小さい部材のことです。
木造建築をつくるにはどの木材も重要ですが、とりわけ家の骨組みに使う「構造材」には安定した強さや耐久性が必要です。そこで、基準強度が樹種や等級ごとに合理的に定められているJAS構造材が、注目されています。
- 木造住宅の構造材概念図