木材にも国が定めた規格があるのをご存じですか？
工業製品にはJIS（＝Japanese Industrial Standardsの略、日本産業規格）があり、JIS規格に認証された製品に表示されている「JISマーク」は皆様も目にしたことがあると思いますが、農林産物にもJAS（＝Japanese Agricultural Standardの略、日本農林規格）という国の規格があります。
 
JASの木質建材の項目の中に、製材や集成材、構造用パネル、合板、フローリングなど11品目があります。その中で、柱・梁・桁・土台など構造部分に使われるJAS材を「JAS構造材」と呼んでいます。

木材は自然素材なので品質にはばらつきがありますが、家や施設の骨格を支える構造体に、JAS規格に準拠したJAS構造材を使うことで、一定の品質や性能が担保されています。


参考：農林水産省　JASの対象となる品目（規格）は？

• 人工乾燥枠組壁工法構造用製材（甲種）の表示例
• 機械等級区分構造用製材の場合の表示例