ウッドフェンスを長持ちさせるにはどうすればいいのですか?
木が痛む(腐朽する)のは、腐朽菌という菌が木材の内部に入り込み、リグニン、セルロース、ヘミセルロースなどの木を強固にしている成分を分解することによって起こります。腐朽菌は、水分(湿度や木材に含まれる水)があり適度な温度のところで発生しやすくなります。また、木材を食べてしまうシロアリなどの害虫も天敵です。
腐朽菌やシロアリの被害を防ぐために、屋外用の防腐・防蟻塗料を塗布が有効です。木材に防腐・防蟻の薬剤を染み込ませた(加圧注入した)K4注入材などと呼ばれる木材も市販されているので、塀を設置する場所や予算等に合わせて最適な防腐・防蟻対策を施してください。 また、土に直に触れる基礎(土台)の部分をコンクリートやブロックにしたり、支柱のみアルミなどの金属にしたりすることも有効です。塀の笠木を金属や瓦、石などにすれば雨水が板材に浸み込むことを防げます。さらに、規格サイズの板を使用し、傷んだ板だけ交換しやすい設計にしておくことも長持ちされるには大切なことです。
アルマイト処理したアルミ材を支柱にしたウッドフェンス
森林のサイクル・環境編
木のエクステリア編
ウッドフェンス編
都市の木質化編
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