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ウッドデッキの耐用年数ってどれくらいですか?

使用した木材や防腐防蟻処理の方法、設置場所などによってまちまちで一概には言えません。また、メンテンナンスの頻度等によっても大きく変わります。一般に天然木の寿命は、樹種によっても違いますが5~15年程度と言われています。また、あくまで目安ですが、JAS(日本農林規格)の保存処理 性能区分K4または(財)日本住宅・木材技術センターのAQ認証1種などの薬剤の加圧注入処理材を使うことで腐朽や蟻害に対し20年の耐用年数が期待でき、適切なメンテナンスを行うことでさらに耐用年数を長くすることができます。

公益財団法人 日本住宅・木材技術センター https://www.howtec.or.jp/
日本木材防腐工業組合 http://www.jwpia.or.jp/

JAS性能区分とAQ認証

自然素材である木材を誰もが安心して使用できるように農林水産省では日本農林規格(JAS)を定めています。木材の防腐・防蟻処理、防虫処理などの保存処理に関してはK1からK5までの5つの区分があり、使用薬剤やその処理基準(薬剤の浸潤度、有効成分の吸収量)が定められています。屋外で風雨にさらされる場所に設置するウッドフェンスやウッドデッキにはK4区分に該当する木材の使用が推奨されています。この他に(財)日本住宅・木材技術センターが行っている優良木質建材等認証があります。「Approved Quality」の頭文字をとってAQ認証と呼ばれています。AQ認証1種がJASのK4と同等です。

一般社団法人 日本農林規格協会(JAS協会)  http://www.jasnet.or.jp/

森林のサイクル・環境編

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