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わが家のデッキは
毎日使えるアウトドアキッチン

キャンプが大好きという安藤様は、ウッドデッキを日常使いできるアウトドアキッチンにしたいと希望。木村グリーンガーデナーの木村博明氏は、毎日気軽にバーベキューを楽しめる使いやすさと快適性を実現させました。

プライベート感の高い庭に面し
まわりを気にせずくつろぐ

手慣れた様子でバーベキューを始める安藤様。柱と柱の間には調理器具や調味料を置ける棚板を渡して使いやすく手慣れた様子でバーベキューを始める安藤様。柱と柱の間には調理器具や調味料を置ける棚板を渡して使いやすく
「外で食べると、なんでもないものもすごくおいしく感じるでしょう? あれはどうしてなんでしょうね」と朗らかに話す安藤様は、キャンピングカーを所有するほどのアウトドア好き。日常的にもバーベキューをする機会が多いため、この家を新築する際にはアウトドアキッチンとしてのウッドデッキをつくりました。室内のキッチンはとてもコンパクトなので、アウトドアキッチンがメインと言っても過言ではありません。
「巨大な岩石」をイメージして設計された住まいはとてもユニークなかたちで、広い庭は、木々の間に巨大な石をいくつも配置したワイルドな雰囲気。キッチン横のドアからすぐに出られるウッドデッキは、通り側の庭ではなく北側のプライベートガーデンに面しており、まわりを気にせず部屋の延長として使うことが可能です。

屋根を架け、ガスを引いて
いつでもバーベキューOK

透明の屋根なら圧迫感がなくアウトドアの開放感を楽しめる透明の屋根なら圧迫感がなくアウトドアの開放感を楽しめる
設計・施工を担当した木村グリーンガーデナーの木村博明氏は、天候に左右されずにデッキを使えるように、屋根を架けることを提案。とはいえ明るさが損なわれないよう、透明のポリカーボネート波板を採用しました。また、屋根を高く設定したので存在感が軽やかで、開放的な雰囲気になっています。さらに、屋外での使用にも長年耐えられるステンレス製の業務用流しと、Weber(ウェーバー)のバーベキューコンロをセット。屋外までガス栓を引きコンロに繋いであるので着火が簡単で、気軽に調理が始められます。実際、安藤様はここで週に3〜4回ほど野菜や肉を焼いて夕食をつくるのだとか。「室内と違って、少しくらい油が跳ねても気にならないのがいいですね」と豪快な男の料理を楽しんでいます。流しがあるので後片付けもその場でパパっと行えます。
こんがり焼き上がった肉はジューシーで、手の込んだ料理にも負けないおいしさこんがり焼き上がった肉はジューシーで、手の込んだ料理にも負けないおいしさ

調理や食事が楽々できるのは
ある程度の広さがあるから

焼いた食材は、テーブルを出してその場で食べるのが一番。床板は隙間なく張ったので箸やフォークなどが隙間から落ちることがない焼いた食材は、テーブルを出してその場で食べるのが一番。床板は隙間なく張ったので箸やフォークなどが隙間から落ちることがない
「デッキで食事をすることを前提に、床板は隙間なく張りました。だから、お箸やフォークを落としても、隙間から床下まで落ちることはありません」と木村氏。キッチンとして使うため、動き回ることを想定して面積は広めの設定に。「せっかくウッドデッキをつくっても、小さすぎて何もできないと結局はあまり使われなくなってしまいます。ガンガン使ってもらいたいから、広くデザインすることが多いです」。安藤様は完成したデッキが予想外の大きさだったことに驚き、「いろいろ遊べて楽しくなりそう!」と、とワクワクしたそうです。

木地の色を生かす無塗装仕上げで
自然なエイジングを楽しむ

ササクレが出にくいスギ材のデッキならペットにも安心ササクレが出にくいスギ材のデッキならペットにも安心
用いた木材は、強度を考えて柱のみヒノキ、他はすべてスギをセレクト。見た目も感触も硬めのハードウッドにくらべて、スギには柔らかさがあり、ペットにとっても危険なササクレが出にくいのだそう。愛犬のボーダーコリー、アンナちゃんも安心してデッキに上げ、一緒にくつろぐことができます。そして、すべての木材は、なんと無塗装なのだとか。その理由を木村氏は次のように説明します。「スギやヒノキなどの針葉樹は、無塗装にすることで時間の経過とともにシルバーグレーの色にエイジングされていきます。そういう自然な色合いが、アウトドア好きな安藤様のライフスタイルに似合うのではないかと」。その上で、このデッキには屋根があるので水に濡れにくく、傷みにくいからできること、と言い添えました。

無塗装でも長持ちするよう
薬剤処理や通風確保で備えは万全

耐久性の高い木材の選択と防腐・防蟻剤の適切な利用で長持ちするウッドデッキに耐久性の高い木材の選択と防腐・防蟻剤の適切な利用で長持ちするウッドデッキに
木村氏は無塗装でも木材が長持ちするように、材料選びや防腐処理には気を使いました。ヒノキの柱は安全性の高い防腐・防蟻薬剤(ニッサンクリーンAZN)が注入してあるそう。柱以外のところにはスギの木の中心部分を使った「ObiRED」というデッキ用の製品を採用しました。宮崎県産の飫肥(おび)杉の赤身材を使った板で、耐久性が高いのが特徴です。さらに、水分が侵入して腐食の原因となりやすい木口には「エコロフェン油剤」という防腐・防蟻薬剤を塗布。基礎石と束の間にパッキンをかませて通気を確保するなど、二重三重に耐久性を高める手立てを講じています。「きちんと補修していけば、30年くらいは持つんじゃないですか」という木村氏に、「それは助かるな〜!」と安藤様。

休日に友達と分かちあう
おうちアウトドアライフの喜び

デッキで歓談する安藤様(左)と木村氏(右)。「3〜4人がゆったり腰掛けられる広さなので使いやすい」と安藤様デッキで歓談する安藤様(左)と木村氏(右)。「3〜4人がゆったり腰掛けられる広さなので使いやすい」と安藤様
デッキのデザインはすべて木村氏に任せたという安藤様ですが、仕上がりには大満足の様子。愛犬アンナは、庭とデッキと行ったり来たりしながら安藤様に甘えます。
普段は歯科医師として多忙な日々を送る安藤様。仕事が休みの日には、仲間を招いてバーベキューを楽しむことも多いとか。お酒を片手においしい食材に舌鼓をうち、時間を忘れておしゃべりに興じる……。このウッドデッキを舞台に、充実したOFFのひとときを過ごしています。
株式会社 木村グリーンガーデナー(千葉県市川市) http://www.k-gg.jp/

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