家族でDIY体験。木の塀づくりワークショップ!

設計工務店
ALAIN
住宅と店舗の新築・リフォーム・リノベーションを行っています。建築士とインテリアコーディネーターが在籍し、オーダーカーテン、輸入海外ファブリックや壁紙も取扱い、皆様の素敵な暮らしをまるごと応援します。(静岡県浜松市)
撮影・聞き手 池内 満

ワークショップでコミュニティースペースをつくる

Before 支柱の状態
弊社は、浜松市を中心に事業を行う設計工務店として創業30年を迎えました。今年4月に竣工した自社倉庫内で板塀をつくるワークショップを12月7日(土)に行いました。このワークショップは、通常とは違い、アランの敷地内に塀をみんなでつくるという特別な企画となっています。

参加者は、自宅を建築予定のご家族や、エクステリアを検討中で板塀に興味のあるご家族など3家族。大人から子供まで板塀の施工を体験できるイベントとあって、とてもにぎやかな会となりました。

塀に使う木板について学ぼう!

今回のワークショップは、一般住宅で施工可能な板塀づくりを体験できる内容となっています。はじめにワークショップの概要をスタッフの中根健一が説明しました。

続いて、アラン代表の中根康晴が塗装の施されていない生板を用いて、板の経年劣化について詳しく紹介。木板を外部で使用する際には専用の塗料を塗ると塀の腐食や劣化を減らすことができます。また、木板はメンテナンスがしやすいため一般住宅に向いている素材です。

このワークショップで紹介している施工方法は自宅でも簡単にできるように考えています。「お手入れが大変!」とエクステリアの全てをアルミ製にしてしまうと無機質で味気ないものになってしまいますね。塀を支える支柱のみをアルミ製にすることによって、塀は木製となります。自然素材の板塀にすることによって建物が引き立ちますし、温かみが増しますね。

メンテナンスすると塀は長持ちします。交換するのも板だけなので難しくありません。手をかける楽しみを伝えたいと思っています。
 
一級建築士 中根健一さん(左)・アラン代表 中根康晴さん(右)

木材の塗装ってどうするの?

最初に木板の塗装の施工方法を紹介しました。塗料は一般の方がホームセンター等で購入できる塗料を使用。顔料が多く含まれており、耐久性が強いので塀の素材であるスギ板が長持ちするようになります。

スタッフの指導のもと、板面に塗料をスポンジのコテを使ってしっかりと確実に塗っていきます。小口(板材の断面)も丁寧に塗り、乾かしては塗りと2回繰り返しました。塗り重ねることにより、塗装面の塗りムラがなくなるだけでなく、木が顔料を吸い込むため耐久性が強く、発色は濃くなります。

 

板材を支柱に止める施工。みんなで慣れない作業にチャレンジ!

木板に施した塗装が完全に乾いたら、今度は実際に板を固定する作業を行いました。まずは板材をアルミ製の支柱に止めるため下穴を開けます。事前に電動キリを使い、小さな穴を開けることで、硬いアルミにビス(留め具)を入れやすくします。

電動工具を使ったことのない子供や女性も最初は緊張の面持ちでしたが、何度か開けるうちに笑顔が見られるようになっていました。

次にビスで板材を止めていきます。電動工具がブレないように両手を使って、ビスを打ち込みます。下穴があるとはいえ、最初は、ビスが入りにくいため困惑ぎみでしたが、皆さん上手に固定していました。

 

みんなが集まれる空間をつくりたい!

倉庫が完成する前は、浜松市内の小学校を廻って木育の出張授業を行っていましたが、このような形で体験型のワークショップを開くことができて大変うれしいです!次回は、左官工事を考えていますが、今後も他にも様々なワークショップやアコースティックライブを企画したいと思っています。木の匂いや温もりが感じられるこの空間が人々が集える場所になって欲しいですね。

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