小平なみき保育園

天候に左右されず屋外で過ごせる。0~2歳児のための木造保育園
from magazine
建築知識
建築のプロと住宅ユーザーのための建築専門情報誌からの紹介。株式会社エクスナレッジ

天候に左右されず屋外で過ごせる。0~2歳児のための木造保育園

設計:小松設計 写真:淺川敏

0~2歳児のための木造保育園。屋根が幅・高さの異なる切妻屋根を連ねた形をしており、これは、包まれるような安心感とそれが集合することで広がりや陰影ある奥行きが生まれることを意図したものだそう。「天候に左右されず屋外で過ごせる場所がほしい」という先生からの要望もあり、幅広の縁側テラスにも連続して屋根を架けており、部屋から半屋外、そして園庭という連続する内外の空間の膨らみが感じられます。

室内と同じヒノキを使った木の塀。門扉からこぼれる光と風

門扉に採用されたのは木塀。室内の木質質感を外観にも反映しています。木塀の材の間隔を調整することによって、開放的にも閉鎖的にもなり過ぎないように、そして内外の視線をコントロールする、という2つの理由があるそうです。採用された木材は、一般的な柱材と同じ断面寸法(105㎜角)のヒノキ(節有り・木材保護塗装仕上げ)。角材どうしを175㎜ピッチで配置して、スチール製のバーに貫通させています。
保育園は幼い子供たちが、初めて家以外で過ごす場所。保護者から離れても自宅と同じように、またそれ以上にリラックスして過ごせるように。そして保護者も安心して預けれるように工夫されています。木の塀にも、構造材や床材と同様に、乳幼児が長時間過ごすのに最適な天然の素材が選ばれています。

Story