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冊子のご紹介

ウッドフェンス・ウッドデッキを楽しもう!
天然木でつくるナチュラル&モダンエクステリア

wood exterior works(施工事例集)

ENJOY!WOODDECK&WOODFENCEウッドフェンス・ウッドデッキを楽しもう!天然木でつくるナチュラル&モダンエクステリア
木材は、再生可能な環境にやさしい資源日本の国土は約70%が森林で、そのうち約40%が人工林です。この人工林がいま本格的な利用期を迎えています。二酸化炭素を吸収し炭素を固定する木材を、建築や外構等に利用することで、持続的に森林資源を活用でき、地球温暖化防止やSDGsに貢献します。国では木材の利用を推進する法律改正をはじめ、様々な施策に取り組んでいます。ウッド・チェンジとは建築物を木造化・木質化する、身の周りのものを木に変える、木の暮らしに取り入れるなど、木の利用を通じて持続可能な社会へチェンジする行動を指します。天然木を使ったウッドフェンス&デッキのいいところ木材は、美しい家、美しい街並みをつくる木材を使った建築や外構は、「まちづくり」に調和する美しい景観を生み出します。軽く倒れにくい木のフェンスやエクステリアは、安全な通学路の確保につながり、防音対策など生活環境の改善にも大きな効果があります。木材が持つ自然な色つやから感じる優しさとぬくもりは、街に住む人々に、美しい景観と安心をお届けします。自由なデザインを可能にする木材は、加工しやすい素材なので、ユニークな形にしたり、カラフルな色を塗ったりすることが可能です。狭い場所や複雑な形状の敷地の中でも、設計・施工がしやすく、高さも自由に調整できます。状況に合わせて世界でただ一つのデザインの木のエクステリアも作ることが可能です。木のエクステリアを暮らしに取り入れましょう。木のことを知ることで、より長く楽しめるまだまだある木の魅力木材には、低音・中音・高音をバランスよく吸収しノイズ軽減に役立つという研究結果があります。また、木の香りに含まれている“フィトンチッド”は、除菌・抗菌、消臭、リラックス効果などの効果があります。さらに、ブロック塀倒壊事故が起きて以来、木の安全性が見直され、学校などでウッドフェンスへの置き換えが進んでいます。木材の経年変化は、天然素材の証天然素材の木材は、時間とともに色をシルバーグレイに変化させていきます。一年中、日光や風雨に曝される外構では、とくに顕著に経年変化が起こります。これは劣化ではなく変化です。海外では、このシルバーグレイは、落ち着いた色合いだと好まれます。使う人とともに年を重ねて変化していくのも木材のよさの一つです。木と長くつきあうためのメンテナンスウッドフェンス、ウッドデッキを長持ちさせるにはメンテナンスが不可欠です。砂ぼこりや落葉などはデッキブラシなどでこまめに掃除しましょう。また、湿気は腐朽の原因になるので植木鉢やプランターはときどき場所を変え、風通しをよくしてください。保護塗料は1 ~ 3 年に1回ぐらい塗り直してください。
Case Study 01北海道の厳しい風雪に耐える、今村公園のウッドフェンス所在 北海道施設 公園設備 ウッドフェンス施工 外山建設株式会社北海道、渡島半島の中央部に位置する瀬棚郡今金町の「今村公園」には、北海道産のスギを活用して建てられたユニークな形状のウッドフェンスが設置されています。完成してから2 年、厳しい冬を越してきたウッドフェンスの現状を確かめました。町の創始者の旧邸を地域の人々が憩う公園に今村公園は、この町の創始者の一人、今村藤次郎さんの旧邸の敷地を改修して公園にしたものです。今村公園再生プロジェクトの会の高橋さんに、ウッドフェンスをつくった理由をお聞きしました。「いちばんの理由は、木に親しんでもらいたいということです。道南エリアにはスギの人工林がありますが、地元の人でも道産材というとエゾマツ、トドマツ、カラマツを思い浮かべ、スギがあることが知られていません。せっかく地域にスギという使いやすい木材があるのだから、こんな所にも使えるよ、とPR したいと思いました」。塀に使った木材は、すべて今金・せたなエリアのスギ材で、製材業を営む高橋さんの会社で製材したものです。町でも注目を集めたユニークな形状のウッドフェンスウェイブ状の形のウッドフェンスを設計・施工した外山建設株式会社の新保力男さんにデザインの狙いをお聞きしました。「ウェイブ状のデザインにしたのは、自然景観とマッチさせようと考えたからです。あとは、塀で公園が隠れてしまわないように高低を付け、国道を通る人の目を惹くという狙いもありました。金属製だとこの形状にするのは難しいですが、木の塀なら現場で大工さんが図面に合わせて加工できます」。ユニークな形状のウッドフェンスは町内でも注目の的となり、多くの問い合わせが寄せられたそうです。4風雪に耐える頑丈な構造今金町は、内陸性気候のため夏は気温が30℃を超え、冬は季節風が強く、積雪は200cmを超します。厳しい気候条件に耐えるための工夫を新保さんにお聞きしました。「木材は、対候性に優れたK4注入材です。竣工から2年以上経ちますが傷みも破損も見られません。通常よりも厚い24 ㎜の板材を使い、支柱は10 cm角の柱材です。塀を二重の構造にして、さらに筋交いを立てて補強し頑丈な造りにしています」。次にメンテナンスについてお聞きすると「今のところは何もしていません。しばらく様子を見て、必要があれば防腐塗料を塗布します」。子どもたちが遊びながら木の良さを知る場所に旧邸宅は改修されて「今村記念館」として公開されています。その狙いを高橋さんにお聞きしました。「今村さんのお宅は、かつて町民や子どもたちが気軽に集える憩いの場所でした。子どもたちは、ここで町の歴史や自然の豊かさを学んでいたんです。もう一度、そんな場所をつくりたいと思いました。これから様々なイベントを企画して、子どもたちが遊びながら木の良さを感じてもらえる場所にしていきたいと思います。」今村公園は、町の歴史を知り、木の良さを感じる施設として、町の人たちに愛される場所になりそうです。

 
「施工事例集」冊子分割版ダウンロードはこちら
表紙~P.4 (目次・Story:四世代続く庭)
P.5~P.9 (Story:四世代続く庭)
P.10~P.14 (Story:洋館が似合うヒノキのデッキ)
P.15~P.19 (Story:わが家のデッキは毎日使えるアウトドアキッチン) 
P.20~P.24 (Story:リノベーションで古き良き日本家屋の趣ある家に)
P.25~P.29 (Story:「木製アスレチック遊具」がいっぱいの遊び場!!~酒屋、和菓子屋、イベントスペース)
P.30~P.34 (Story:建築ファンも訪れるカフェの外構をリニューアル!!)
P.35~P.39 (Story:木の塀に囲まれた公園のような庭~ヒノキ生産日本一の産地。木の塀で活性化をアピール)
P.40~P.44 (Works:商業施設)
P.45~P.49 (Works:商業施設)
P.50~P.54 (Works:公園・遊具~住宅)
P.55~P.59 (Works:住宅)
P.60~P.64 (Works:住宅)
P.65~P.69 (Works:住宅~TOPICS)
P.70~P.74 (Kids index)
P.75~背表紙(Kids index)
 

ウッドフェンス・ウッドデッキを楽しもう!
天然木でつくるナチュラル&モダンエクステリア

ENJOY!WOODDECK&WOODFENCEウッドフェンス・ウッドデッキを楽しもう!天然木でつくるナチュラル&モダンエクステリア
木材は、再生可能な環境にやさしい資源日本の国土は約70%が森林で、そのうち約40%が人工林です。この人工林がいま本格的な利用期を迎えています。二酸化炭素を吸収し炭素を固定する木材を、建築や外構等に利用することで、持続的に森林資源を活用でき、地球温暖化防止やSDGsに貢献します。国では木材の利用を推進する法律改正をはじめ、様々な施策に取り組んでいます。ウッド・チェンジとは建築物を木造化・木質化する、身の周りのものを木に変える、木の暮らしに取り入れるなど、木の利用を通じて持続可能な社会へチェンジする行動を指します。天然木を使ったウッドフェンス&デッキのいいところ木材は、美しい家、美しい街並みをつくる木材を使った建築や外構は、「まちづくり」に調和する美しい景観を生み出します。軽く倒れにくい木のフェンスやエクステリアは、安全な通学路の確保につながり、防音対策など生活環境の改善にも大きな効果があります。木材が持つ自然な色つやから感じる優しさとぬくもりは、街に住む人々に、美しい景観と安心をお届けします。自由なデザインを可能にする木材は、加工しやすい素材なので、ユニークな形にしたり、カラフルな色を塗ったりすることが可能です。狭い場所や複雑な形状の敷地の中でも、設計・施工がしやすく、高さも自由に調整できます。状況に合わせて世界でただ一つのデザインの木のエクステリアも作ることが可能です。木のエクステリアを暮らしに取り入れましょう。木のことを知ることで、より長く楽しめるまだまだある木の魅力木材には、低音・中音・高音をバランスよく吸収しノイズ軽減に役立つという研究結果があります。また、木の香りに含まれている“フィトンチッド”は、除菌・抗菌、消臭、リラックス効果などの効果があります。さらに、ブロック塀倒壊事故が起きて以来、木の安全性が見直され、学校などでウッドフェンスへの置き換えが進んでいます。木材の経年変化は、天然素材の証天然素材の木材は、時間とともに色をシルバーグレイに変化させていきます。一年中、日光や風雨に曝される外構では、とくに顕著に経年変化が起こります。これは劣化ではなく変化です。海外では、このシルバーグレイは、落ち着いた色合いだと好まれます。使う人とともに年を重ねて変化していくのも木材のよさの一つです。木と長くつきあうためのメンテナンスウッドフェンス、ウッドデッキを長持ちさせるにはメンテナンスが不可欠です。砂ぼこりや落葉などはデッキブラシなどでこまめに掃除しましょう。また、湿気は腐朽の原因になるので植木鉢やプランターはときどき場所を変え、風通しをよくしてください。保護塗料は1 ~ 3 年に1回ぐらい塗り直してください。
Case Study 01北海道の厳しい風雪に耐える、今村公園のウッドフェンス所在 北海道施設 公園設備 ウッドフェンス施工 外山建設株式会社北海道、渡島半島の中央部に位置する瀬棚郡今金町の「今村公園」には、北海道産のスギを活用して建てられたユニークな形状のウッドフェンスが設置されています。完成してから2 年、厳しい冬を越してきたウッドフェンスの現状を確かめました。町の創始者の旧邸を地域の人々が憩う公園に今村公園は、この町の創始者の一人、今村藤次郎さんの旧邸の敷地を改修して公園にしたものです。今村公園再生プロジェクトの会の高橋さんに、ウッドフェンスをつくった理由をお聞きしました。「いちばんの理由は、木に親しんでもらいたいということです。道南エリアにはスギの人工林がありますが、地元の人でも道産材というとエゾマツ、トドマツ、カラマツを思い浮かべ、スギがあることが知られていません。せっかく地域にスギという使いやすい木材があるのだから、こんな所にも使えるよ、とPR したいと思いました」。塀に使った木材は、すべて今金・せたなエリアのスギ材で、製材業を営む高橋さんの会社で製材したものです。町でも注目を集めたユニークな形状のウッドフェンスウェイブ状の形のウッドフェンスを設計・施工した外山建設株式会社の新保力男さんにデザインの狙いをお聞きしました。「ウェイブ状のデザインにしたのは、自然景観とマッチさせようと考えたからです。あとは、塀で公園が隠れてしまわないように高低を付け、国道を通る人の目を惹くという狙いもありました。金属製だとこの形状にするのは難しいですが、木の塀なら現場で大工さんが図面に合わせて加工できます」。ユニークな形状のウッドフェンスは町内でも注目の的となり、多くの問い合わせが寄せられたそうです。4風雪に耐える頑丈な構造今金町は、内陸性気候のため夏は気温が30℃を超え、冬は季節風が強く、積雪は200cmを超します。厳しい気候条件に耐えるための工夫を新保さんにお聞きしました。「木材は、対候性に優れたK4注入材です。竣工から2年以上経ちますが傷みも破損も見られません。通常よりも厚い24 ㎜の板材を使い、支柱は10 cm角の柱材です。塀を二重の構造にして、さらに筋交いを立てて補強し頑丈な造りにしています」。次にメンテナンスについてお聞きすると「今のところは何もしていません。しばらく様子を見て、必要があれば防腐塗料を塗布します」。子どもたちが遊びながら木の良さを知る場所に旧邸宅は改修されて「今村記念館」として公開されています。その狙いを高橋さんにお聞きしました。「今村さんのお宅は、かつて町民や子どもたちが気軽に集える憩いの場所でした。子どもたちは、ここで町の歴史や自然の豊かさを学んでいたんです。もう一度、そんな場所をつくりたいと思いました。これから様々なイベントを企画して、子どもたちが遊びながら木の良さを感じてもらえる場所にしていきたいと思います。」今村公園は、町の歴史を知り、木の良さを感じる施設として、町の人たちに愛される場所になりそうです。

wood exterior works(施工事例集)



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表紙~P.4 (目次・Story:四世代続く庭)
P.5~P.9 (Story:四世代続く庭)
P.10~P.14 (Story:洋館が似合うヒノキのデッキ)
P.15~P.19 (Story:わが家のデッキは毎日使えるアウトドアキッチン) 
P.20~P.24 (Story:リノベーションで古き良き日本家屋の趣ある家に)
P.25~P.29 (Story:「木製アスレチック遊具」がいっぱいの遊び場!!~酒屋、和菓子屋、イベントスペース)
P.30~P.34 (Story:建築ファンも訪れるカフェの外構をリニューアル!!)
P.35~P.39 (Story:木の塀に囲まれた公園のような庭~ヒノキ生産日本一の産地。木の塀で活性化をアピール)
P.40~P.44 (Works:商業施設)
P.45~P.49 (Works:商業施設)
P.50~P.54 (Works:公園・遊具~住宅)
P.55~P.59 (Works:住宅)
P.60~P.64 (Works:住宅)
P.65~P.69 (Works:住宅~TOPICS)
P.70~P.74 (Kids index)
P.75~背表紙(Kids index)