防腐処理においては,地上部に近い柱はK4レベル、その他についてはK3レベルの加圧注入処理後に撥水性の強い木材保護塗料を塗布することで汚れにくく、より木材の耐久性を持続できるよう考慮し施工しました。
「道路や他の住宅等からのプライバシーを保護しつつ、木材を使用し且つぬくもりのある空間にしたい」という施主様のご要望に対応しました。
特に、木塀の高さにおいては,外部からの視界を遮ることができる高さを保ちつつ、強風等の影響を受けても大丈夫な様に地上高GLより約1.6mで設定しました。
横板の感覚については、隙間を広めの15mm設けることで,適度に光が入るよう採光にも留意し設計施工いたしました。また、塗装においても木目が失われず、木目本来の良さが強調される色を選択し、周りの景観との調和にも配慮しました。
施主様は「施工前と施工後では見違えるように雰囲気が良くなり、やっぱり木材はいいね」と大喜びでした。