ウッドデッキ、ベンチ等に用いる木材は、木材保護塗料を塗布しています。塗装は現場塗装と比較して品質管理上有利な工場塗装を行っています。
ウッドデッキ下地材は基礎パッキンを介して歩道の舗装面に接合しており、木材に雨水等の水分が作用しにくいつくりとしています。また、ウッドデッキ、ベンチに用いる木材の断面を統一することで生産性を高め、コストの低減を図っています。
JR 福山駅前の歩道は国家戦略特別区域に指定されており、常設コンテナによるオープンカフェやイベント等での利用が可能です。
整備したウッドデッキ等は全長約 100m の長さがあり、異なる4つの空間(A 工区:シンボルとなる空間、高さのある場所、広い活動的な場所 、B 工区:隣接する複合商業施設のオープンスペースと連携できる場所、常設コンテナの滞留、C 工区:小さな集合の複数組が滞留できる分節のある空間、D工区:広く活動的な場所、複合商業施設と連携できる場所(ステージ))により構成されており、ウッドデッキやベンチ等により人々の滞留と交流を生む空間としてリニューアルしました。 今後は各種のイベントも計画されており、歩行者交通量の増加に加え、エリア全体の魅力向上や都市づくりの推進が期待されるとともに、都市部における木造化・木質化の推進につながることが期待されています。