木塀の木材が腐りやすいのは、上の笠木と基礎のコンクリートとの接点のため、笠木にはガルバリウム鋼板を被せ、コンクリートの基礎との接点はステンレスパイプによって浮かせた。90角の柱にステンレスパイプを40㎝ほど埋め込んでおり、耐久性を向上させ、木塀の揺れを防ぎ、しっかりとした木塀に。木材はすべてAQ認証1種の注入材を使用。
板を両面から貼ることで、どちら側から見ても板目の美しい木塀となっています。また、完全に目隠しをしてしまうと空き巣等不審者の心配があったため、板に隙間を設けて人の気配が感じられるようにしてあります。
とちぎ日光産材を使用することで美しい木目を楽しめるだけでなく、街中の景観もよくなり癒しの空間をつくる事ができます。さらに林業の活性化や森林環境にも貢献することができる木塀です。