角材に精度の高い穴あけを行い、穴と同径の桧の丸棒（クロスポール）を差し込み木組パネル化を行う「クロスポール工法」を開発し、接着剤等を使わず物理的にパネル化することにより、防腐処理時の防腐剤液の含浸や雨天時の含水率の向上による木材の膨張に対応させる工法を開発し、国産材の杉・桧の外部利用方法を確立させました。
防腐剤加圧注入処理は、木材の防腐処理では最も実績のある処理方法で、防腐認証はAQ1認証です。
工場での木組パネル化は、現場での作業を極力減らすことが可能になり、丸棒をガイドに次々とパネルを建込みますから、作業効率がよく木塀の通りも非常に良くなります。
自社のクロスポール工法は、ウッドデザイン賞・間伐材コンクール特別賞・発明協会より発明奨励賞を受賞し、2016年に特許を取得しております。
クロスポール工法は、耐久性・施工性・デザイン性・ローコスト性に優れ、全ての製品が裏表が同じリバーシブルデザインなので、敷地側も隣地側も全く同じデザインとなり、敷地ぎりぎりでの施工が可能で、控え壁がいりませんから敷地の有効利用ができ、軽量で地震時に崩落することが無い減災工作物でのあります。
基礎を重くすることで、高さ3メートルの高い塀の施工も可能で、圧迫感のないプライベートな空間を演出することができます。
