木材は全て湿式防腐防蟻処理を行い「K4・K3相当」の耐久性を確保。
木口を切削すると防腐処理がされていない部分が露出する事がある為、ニッサンラロール塗布剤を木口に塗布し木材を腐りにくくし長持ちさせた。
海沿いで風が強い地域の為、半割を交互に止め通風及び音鳴りの軽減を図った。
本工事で設置した2ヶ所の木塀は高さが違いますが、同じ道路に接しているため一体感と統一感を損なわないデザインにしました。
木材は市場流通材を使用し端材ロスを抑えたモジュールで設計しました。
100φの半割を使用することで同等幅の平材よりも1m当たりの木材使用量を約15%増やすことが出来ました。それにより、多くの炭素を固定する事ができました。