56角のリブ遮音壁は、タナリス防腐剤加圧注入処理を施し、42角の木組木柵はAAC防腐剤加圧注入処理を施しましたから、20年以上の耐久性能が見込めます。木組加工をした後に防腐処理を行いますから、防腐処理の抜けが無いことから耐久性能を向上させました。木材は全て縦に使い雨が貯留しない構造です、木材は比較的小さな材料ですので小断面で、大断面に比べ、防腐面積が多くこのことからも、防腐性能の向上が見込めます。 防腐剤の加圧注入処理は、木材の耐久性能を向上させることに最も実勢があるもので、これに、雨水の貯留をいかに短くするかを考慮した、最も木が腐らない木柵です。
国産材の有効利用を考慮し考えだした工法が、角材の木組工法、(クロスポール工法)です、この工法は角材に精度の高い孔を空け、この穴と同径の桧丸棒(クロスポール)を差し込み木組をします、孔に全く遊びが無いので、木材の変形を抑え込み、串刺し状のパネルは、一つの構造体となりますから、施工が簡易で、パネルを繋ぎ合わせて立て込みます。構造体のパネルは、コンクリートを重りにすることにより、控え柱や控え壁がなくても自立し、土地の有効利用にも貢献し、パネルは裏表が同じリバーシブルデザイですので、プライベートな空間の演出に最適で、圧迫感がなく高さは2.5mまで製作が可能なので、ブラインド効果の高い木塀です。