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WOOD CHANGE CHALLENGE ウッド・チェンジ・チャレンジ

 
2025年の木材自給率50%を目指し、国産材の魅力に迫る
様々な分野のクリエイターを巻き込んだ国産材の可能性を生み出すクリエイティブプロジェクト

 
「WOOD CHANGE CHALLENGE」
   
  
2021.3.3 WOOD CHANGE AWARD 受賞作品が決定
2021.1.12 pen onlineにてWood Change Meetupが紹介されています。
2021.1.6 WOOD CHANGE Camp 開催地変更のお知らせ
2020.12.19-2021.1.11 WOOD CHANGE Exhibition FabCafe にて展示
2020.12.19 WOOD CHANGE Meetup オンラインミーティング参加者募集!
2020.11.18 WOOD CHANGE CHALLENGE始動「AWARD」作品公募/「CAMP」クリエイター公募のエントリーが11月18日(水)より開始!
 
国産材の需要創出・利用拡大を支援するプロジェクト「WOOD CHANGE CHALLENGE(ウッド チェンジ チャレンジ)」、2020年11月から2021年3月まで“国産材を活用するアイデアアワード”・“異分野のクリエイターが集うプロトタイピング・イベント”を中心に各種施策が実施されました。

 先人が植え育てた価値ある資源である国産材は、現在大きく育ち、まさに使いどき。森林の持続的なサイクルを保つためには、成長した木をタイミング良く伐って、使って、植えて、育てる必要があります。これまで、建設や建築、製品など、専門的なアプローチで、国産材の価値を再考し活用を促進する取組は行われていましたが、まだまだ国産材の価値を“チェンジ(変換・転換・更新・拡張)”する余地はある、との考えからこのプロジェクトが始動しました。

「WOOD CHANGE CHALLENGE」プロジェクト

 本プロジェクトでは、国産材にスポットを当て、クリエイターによるチェンジ(変換・転換・更新・拡張)に挑戦します。これまでも木材を使ってきているクリエイターだけではなく、「なんだか木が気になる」「ただただ木を偏愛している」など木材に関心を持った異分野のクリエイターやデザイナー、プログラマーたちの参加が求められています。プロジェクトの中心となるのは、国産材を活用するアイデアアワードの「WOOD CHANGE AWARD」と、異分野のクリエイターたちが集まりアイデアに磨きをかけプロトタイプ制作を⾏う「WOOD CHANGE CAMP」の2つです。その他にも、クリエイターたちが国産材の魅力に触れることでインスピレーションをかきたてる作品展示「WOOD CHANGE Exhibition」 や、著名クリエイターらが参加するトークイベント「WOOD CHANGE Meetup」。そして来年3月には、アワードの受賞作品やプロトタイプ展示を通して、国産材の無限の可能性を体感できる展示会を代官山 蔦屋書店にて実施。国産材の可能性を生み出すクリエイティブプロジェクトです。
 

「WOOD CHANGE AWARD」とは

 
 国内外より未発表の作品やプロトタイプ、コンセプトスケッチやサービスまで幅広くアイデアを募集するクリエイティブアワード。国産材にクリエイティブをかけあわせ、「もしかしてこんなに変わるかも(Would change)」という自由奔放なアプローチを集めます。国産材に無関心な人々、そのひとりひとりの小さなまなざしや意識に変化を起こし、大きな課題解決へとつなげる。そんな木と人との物語がはじまる、”Would Change”なアイデアを募集。
募集は終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。
 
募集テーマ 「木へのまなざしを変えるアイデア」
  1. 木の特性の活かし方をチェンジ
  2. 木と人との関係をチェンジ
  3. 木を使うことへのイメージをチェンジ
募集対象 国産材の利用拡大や新たな利用につながる、コミュニケーション/プロダクト/サービスや仕組みに関するアイデア
※カテゴリーは不問。カタチのない活動、プロジェクト、パフォーマンスもOKです。
※2021年2月末時点で製品化されているアイデアは募集の対象外となりますので、ご注意ください。
募集期間 2020年11月18日(水)~2021年2月15日(月)
Gold、Silver、Bronze 各1アイデア
テーマ賞 3アイデア
備考 応募費用は無料で、応募点数も制限無し。
応募方法や参加資格などの詳細は、以下URLご参照ください。
URL:https://awrd.com/award/woodchangeaward
受賞作品
 
アワード審査員プロフィール

ポートレットクレジット:木内和美
永山 祐子
建築家
 
1975年東京生まれ。1998年昭和女子大学生活美学科卒業。 1998−2002 年 青木淳建築計画事務所勤務。2002年永山祐子建築設計設立。http://www.yukonagayama.co.jp/
秋吉 浩気
建築家 /メタアーキテクト/VUILD株式会社代表取締役CEO
 
2017年にVUILDを創業し、「建築の民主化」を目指す。主な受賞歴にSDレビュー(2019年)、U-35 Gold Medal賞(2019年)、グッドデザイン金賞(2020年)。
佐藤 ねじ
アートディレクター/プランナー
 
1982年生まれ。小さくてもいいから新しい発見「0→0.1」を多く見つけていくことを目標に株式会社ブルーパドルを設立。主な受賞歴に、文化庁メディア芸術祭、Yahoo Creative Award グランプリ、グッドデザイン賞BEST100、TDC賞など。
若杉 浩一
武蔵野美術大学 造形構想学部 クリエイティブイノベーション学科 教授
 
九州芸術工科大学芸術工学部工業設計学科卒プロダクト、インテリア、建築、ソーシャルデザイン2002年より日本全国スギダラケ倶楽部を立ち上げ、地域とデザインの可能性を模索してる。
 

「WOOD CHANGE CAMP」とは

 
 インプット&アイディエーションを実施する「WOOD CHANGE CAMP」。「メンター」+「木の専門家」+「公募クリエイター」でスペシャルチームを結成し、アイデアのアウトプットに磨きをかけていきます。公募クリエイターは、木に何らかの可能性やモチベーションを感じている方であれば、木工の経験や実績は不問。公募クリエイターの選出は、用意された選考課題に対して提出されたアイデアをもとに選定されます。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、⾶騨での⼆泊三⽇から都内での開催に変更になりました。

メンター
 元木大輔氏 建築家 DDAA/DDAA LAB代表
 小野直紀氏『広告』編集長
木の専門家
 浅岡 秀亮氏 ヒダクマ 木工デザイナー / Fabマスター(蔵長)
 門井 慈子氏 ヒダクマ 森のクリエイティブディレクター
 黒田 晃佑氏 ヒダクマ 木のクリエイティブディレクター
 
募集テーマ 国産材の利用を大胆にチェンジするクリエイター
応募資格 国内居住の個人またはグループ
※国籍不問 ※グループの場合は最大4名まで
募集期間 2020年11月18日(水)~12月15日(火)
開催日 2021年1月15日(金)~1月17日(日)
2021年3月5日(金)の授賞式にてプレゼンテーションを実施
一般投票により「BEST CAMP賞」を選定。投票期間 3月1日(月)正午~5日(金) 
投票URL:https://awrd.com/award/woodchangecamp/works
備考 選出者は、2021年1月にキャンプに参加した後、プロトタイプの制作を行います。
(40万円までのプロトタイプ制作費を支援)
応募方法や参加資格などの詳細は、以下URLご参照ください。
URL: https://awrd.com/award/woodchangecamp
受賞作品
 

イベント

Wood Change Exhibition    / Wood Change Meetup
Wood Change Meetup 2020.12.19 (土) 18:00~21:30 参加費無料
2020年12⽉19⽇(⼟)、東京のFabCafe Tokyoにて実施するトークセッション。国産材の特徴や魅力、取り巻く状況・実態を広く周知することを目的とし、「WOOD CHANGE AWARD」審査員やプロジェクト担当者、著名クリエイターが参加しました。
 
<イントロダクション>
・「WOOD CHANGE CHALLENGE」の背景、アワード、キャンプのご案内

<第一部>
・インスピレーショントーク
登壇:青木亮輔、岩岡 孝太郎

・クロストーク1「国産材をめぐる経済と資源の循環」
登壇:長野麻子、小野直紀、青木亮輔、岩岡孝太郎
今林業の現場ではどのような課題があり、その課題にどのように取り組まれているのか、をディスカッションします。

<第二部>
・クロストーク2「材料としての国産材が開く「プロダクト」の可能性」
登壇:若杉浩一、元木大輔、小野直紀
普段様々なデザインの領域でご活躍されているゲストより、付加価値の高い木の製品を生み出すには、どんな視点が必要なのか、国産材の可能性についてディスカッションします。
   
Wood Change Exhibition
連動企画として、12月19日(土)〜1月11日(月)の間、FabCafe Tokyoにて新しい木へのまなざしのインスピレーションを得るための展示「WOOD CHANGE Exhibition」を開催しました。「WOOD CHANGE CHALLENGE」のテーマでもある3つの視点(「STORYTELLING」「MATERIALITY」「ACTIVITY」)のヒントとなる作品を展示しました。東京での展示の後、FabCafe Kyoto @京都、FabCafe Nagoya @名古屋にて巡回しました。
 
  • 詳細はこちら
    ■FabCafe Tokyo 12月19日(土)〜1月11日(月)
    https://fabcafe.com/jp/tokyo/
    東京都渋谷区道玄坂 1-22-7 道玄坂ピア1F
    平日 8:30-20:00 / 土日・祝日 10:00-20:00
    ■FabCafe Kyoto 1月15日(金)〜1月30日(土)
    https://fabcafe.com/jp/kyoto/
    京都府京都市 下京区本塩竈町554
    火 - 金 9:00 - 20:00 / 土 10:00 - 20:00 / 日・月曜定休
    ■FabCafe Nagoya 2月2日(火)〜2月15日(月)
    https://fabcafe.com/jp/nagoya/
    愛知県名古屋市中区丸の内三丁目6番18号先 RAYARD Hisaya-Odori Park内
    営業時間:9:00 – 20:00(年中無休)
     

受賞作品

WOOD CHANGE AWARD
国内外より未発表の作品やプロトタイプ、コンセプトスケッチやサービスまで幅広くアイデアを募集した「WOOD CHANGE AWARD」では、普段から木材を活用している職業の方だけではなく、グラフィックデザイナーや映像作家、アニメーターらのほか、学生、主婦など様々な方々から応募作品が集まりました。2月24日(水)に、建築家やアートディレクターなどにより構成された審査員4名による厳正な審査が行われ、ゴールド、シルバー、ブロンズ、ピックアップ賞が決定されました。
 
応募者 3か国(日本・タイ・中国)
応募作品数 103作品
 
「WOOD CHANGE AWARD」 受賞作品
GOLD
 
【作品名】「もりのがっこう(仮)」
【お名前】足立成亮、陣内雄、神輝哉、 金内智美、 木野哲也、 SHIN sasaki、野中穂
(木こり、NPO法人理事、福祉事業・観光、北欧雑貨店主、文化芸術事業プロデューサー 、デザイナー、カメラマンで構成)

【作品概要】
森林・林業現場への興味関心を高めることを目的に『こんな森があったらいいよね』を共有・実現する場として、現役の木こりがひらく「もりのがっこう(仮)」を創立するアイデア。環境保全型林業の現場として稼働している札幌市内山林から、北海道各地へ展開することを想定。
SILVER
 
【作品名】「Hygrosensitive Shape-Shifting Facade」
【お名前】Zhenfang Chen(研究者)

【作品概要】
木材の吸湿性を利用して、相対湿度の変化に応じて、晴天時には閉じ、雨天時には開く、気象に敏感な、可動ファサード。実際に実験や、試作でのテストも実施した上で提案している。
BRONZE
 
【作品名】「戻り苗」
【お名前】奥川季花、西来路
(協力:株式会社中川、樹木医:大谷栄徳)
(編集者、グラフィックデザイナーで構成)


【作品概要】
林業で使用されるスギ、ヒノキ、ウバメガシの苗を家庭で育て、山に植えてもらい、同じ山で育った木が製品となって、手元に戻ってくるというサービス。 木材製品への愛着と、日本の森林に対する関心を高め、 林業界の課題の一つである日本木材の国内消費増加につなげる考え。
 
#MATERIALITY賞

 
【作品名】「木雲」
【お名前】齋藤拓海(大学院生)
#ACTIVITY賞
 
 
【作品名】「ICE TREEM」
【お名前】田嶋千寛(大学生)
#STORYTELLING賞
 
 
【作品名】「触れると思わず前に進みたくなる、音を奏でる木の手すり」
【お名前】MATHRAX 〔久世祥三+坂本茉里子〕(アートユニット)
WOOD CHANGE CAMP
異分野のクリエイターたちが集結し、新しい国産材の活用を試みたプロトタイピング・イベント「WOOD CHANGE CAMP」。渋谷FabCafeで活動をスタートさせ、その後はオンラインでの活動を中心にアイデアのプロトタイプを制作。約40日間をかけて、アイデアのアウトプットに磨きをかけた3チームは、3月5日(金)にオンラインにて実施される「WOOD CHANGE AWARD」授賞式内で「WOOD CHANGE CAMP」のプレゼン大会を実施予定。一般投票を行い、BEST CAMP賞を決定しました。
投票URL:https://awrd.com/award/woodchangecamp/works
「WOOD CHANGE CAMP」作品
#BEST CMAP賞    
 
【作品名】「Forest Crayons」
【チーム名】Playfool
(デザインエンジニア2名にて構成)

【コメント】
「Forest crayons」は、家具や建材の規格から外れた木材を用いたクレヨンです。材種によってや、日焼けや菌類の影響により、木の色は決して「茶色」ではなく、多様であることに気づきます。
  
【作品名】「chopping」
【チーム名】MULTISTANDARD
(デザイナー4名にて構成)

【コメント】
人工的な製材が作り出す数学的な知恵と、かつての生活の風景である薪割りの原始的な知恵を掛け合わせてできた家具です。どちらにも転ばないその佇まいに、私たちは未来のスタンダードの多様性を感じています。

 【作品名】「ForestBank」
【チーム名】狩野佑真(デザイナー)

【コメント】
ForestBankというマテリアルは本来の木材と  同様、切り出す箇所によって現れる模様が分からないということに面白さと可能性を感じます。今後様々な用途に利用されることを期待します。


 

授賞式/展示会

WOOD CHANGE AWARD / WOOD CHANGE CAMP作品の授賞式・展示会
2021年3月5日(金)に「WOOD CHANGE AWARD」授賞式、「WOOD CHANGE CAMP」プレゼンテーションをオンラインにて実施、その後展代官山 蔦屋書店・建築デザインフロアにて受賞作品をご覧いただきました。 (一部作品はタブレット端末やパネルにて)
一般投票
「WOOD CHANGE CAMP」の3チームによる作品のWebによる人気投稿
投票URL:https://awrd.com/award/woodchangecamp/works
【開催期間】2021年3月1日(月)~5日(金)
 
授賞式(オンライン)
・「WOOD CHANGE AWARD」受賞作品の表彰、審査員による講評
・「WOOD CHANGE CAMP」参加クリエイターチームによるプレゼンテーション、一般投票受付での「BEST CAMP賞」選出を実施
【開催日】2021年3月5日(金)
申し込みURL:https://awrd.com/award/woodchangeaward/tab/event
展示会
代官山 蔦屋書店にて、建築デザインのコンシェルジュによるディスプレイで、受賞作品展示
【展示期間】2021年3月5日(金)~3月18日(木)
【場所】代官山 蔦屋書店 2号館 1階 建築・デザインフロア 
〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町17-5
イベント案内:https://store.tsite.jp/daikanyama/event/architectural-design/18750-1410330219.html
▼会場内での感染予防対策
・お客様用の手指消毒液を各入り口に設置しております。
▼スタッフの感染予防対策
・出店前の検温、確認
・体調不良時、発熱時の出店出勤の停止
・手指の定期的な消毒の徹底
・マスク着用の徹底及び咳エチケットの励行

 

林野庁 木材利用課長 応援コメント

カーボンニュートラルやSDGsという持続可能な未来に向けた社会課題の解決に、日本の森や木が大きく貢献できると考えています。 「WOOD CHANGE CHALLENGE」では、作品応募、キャンプやイベントに多くのクリエイターにご参加いただきました。
応募作品は、いずれも、木材の魅力や可能性を強く感じられるものでした。クリエイターの皆さんに生み出されたアイデアを通じて、多くの方々の日本の森や木への関心が高まり、ひとりひとりの「ウッド・チェンジ」のアクションにつながることを期待します。

 

主催:株式会社ロフトワーク
後援:一般社団法人 全国木材組合連合会
令和2年度補正予算林野庁補助事業