この住宅は静かな住宅地の一角にあり、敷地の北側には自然豊かな景色が広がります。

国産のスギを中心に使用し、柱や梁を壁の中に隠さず表に見せる構法で建てられています。

南北に長い敷地形状で、南側にはガレージを建てて前面道路から中庭のプライバシーを守った上で、庭に面したリビングを開放。眺望のよい北側にも大きな窓とウッドデッキを設けています。

屋根面で集めた太陽の熱を床下空間に送り込んで暖房効果を得ているため、天気のいい日は窓を開けてもポカポカと暖かく過ごせます。日が沈むと薪ストーブで暖をとる、再生可能エネルギーを駆使した住宅です。

国産材を利用することで、日本の森林の環境が良くなります。国産材で家を建てると、利用される日を待っている山の木を活用することができるのです。